2013年5月12日日曜日

みなさんの"自立"のイメージは??

自閉症支援において"自立"というキーワードがしばしば出てきます。
みなさんは、"自立"という言葉を聞いてどのようなイメージを持たれますか?

一人で身支度をし、職場まで行く。
自炊したり、洗濯したり、掃除したり、買い物に行ったり・・・。
自分で予定を立てて生活すること。
などをイメージされるかもしれません。


実際にTEACCHプログラムでも、"自立"を目指すことが強調されていますので、何でも独りでできるようになることが最終目的のように思われている方も多いと思います。

しかし、この"自立"には、援助を受けることも含めた"自立"となります。
確かに、スキルを身につけたり、環境を調整することで自立して活動できることが増えることを目指しています。
でも、実際は援助が必要な場面ではサービスを受けながら、より自立的な生活が送れることを目指していく。
これが自閉症支援で目指す本当の意味での"自立"の姿になります。

実際に、アメリカ・ノースカロライナ州のTEACCHプログラムのサービスを受けている成人の自閉症の人たちも、ほとんどが親元を離れ地域で暮らしていますが、完全に独りで生活しているわけではなく、必要な場面ではサポートを受けながら生活しています。


「子どもが成人するまでに独りで何でもできるようにしなくては」と思われている保護者や支援者の方もいらっしゃるかもしれません。
でも、そんなに肩に力を入れる必要はないと思います。
サポートを受けることも自立した生活には重要な要素になります。

独りでできることを増やしていく。
でも、できないことはサポートを利用すればいい。
そう考えると、"自立"という言葉が身近なものになるのではないでしょうか。

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