2013年5月15日水曜日

集団は最適な学習環境か?

定型発達の子どもたちにとっては、多くのことを学ぶことのできる集団の中も、
自閉症の子供たちにとっては、最適な学習環境とはいえません。

何故なら、集団の中には学習を妨げる"刺激"が多いからです。
"刺激"が多いと、学習すべきことに集中ができなかったり、ストレスを多く受けたりします。

対人面やコミュニケーション、社会性の部分で苦手なことが多い自閉症の人たちに対して、集団の中で多くのことを学んでほしいと考える気持ちもわかります。
しかし、自閉症の人たちは、脳の働き方が定型発達の人たちとは異なっています。
ですから、自閉症の人たちに合った学習環境を設定することが支援者には求められます。

まずは、刺激の少ない環境で、指導者と1対1で集団の中で必要なスキルを学びます。
それから、刺激の多い集団の中でも、同じスキルが発揮できるように、再び集団の中で同じスキルの学習を行います。
そして、やっと集団の中で、独りでスキルを用いることができる。
このように、自閉症の人たちに合った学習環境で進めていくことが重要だと考えています。

あくまで"個人"が確立されての"集団"です。
"集団"があるから"個人"が確立されるわけではないと思います。

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