2013年8月20日火曜日

自分の感情を自分でコントロールする

自分の感情をコントロールできることは大切です。
ストレスを感じたとき、どのように対処するか?
気分が落ち込んだとき、どのようにして平常心を取り戻すか?
気分が上がりすぎたとき、どのようにして気分を落ち着かせていくか?

我慢や罰を与えるなどの精神論では、感情をコントロールできるようにはならない、と思います。
それは自閉症の人たちが、その我慢や罰の先にある目的まで気付けず、ただ苦痛を感じただけになる可能性が高いからです。
やはり具体的な行動を学習することの方が、自閉症の人たちの学習の仕方に合っている、と考えられます。

年齢が高くなり、身体が大きくなって周囲の大人が制止できなくなってから、自分の感情をコントロールする練習を始めようとすることがあります。
自分の感情をコントロールできることは、すべての人にとって共通する大切なスキルだと言えます。
ですから、幼いときから将来を見通して、どのような行動をするかを学習していくことが大切だと考えています。

ストレスを感じたときは、自分の中に溜まったパワーを発散させられるような行動をとるようにします。
気分が落ち込んだときは、何か本人が癒されるものを使ったり、身体を動かしたりして気分を変えていきます。
気分が上がりすぎたときは、興奮状態であるともいえるので、場所を変えたり、特定の行動をしたりして、刺激を徐々に遠ざけていくようにします。
もちろん、一人ひとり異なっていますので、これらはあくまで方向性です。
また、行動を学ぶ前段階として、自分の感情がいまどのような状態であるのかを見える形で具体的に示すことで知る、といった支援もあります。

ここまで自閉症の人たちについて書きましたが、現在のいじめや虐待などの問題についても、自分の感情をうまくコントロールできるようになれば、減っていくのではないか、と思います。
今までの日本ではあまり注目されていませんでしたが、アメリカのように子どものうちから、自分の感情をコントロールする練習や学習を積み重ねていくことが大切だ、と私は考えています。

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