2013年10月14日月曜日

スケジュールをやらないんですけど・・・

「スケジュールをやって」と言うのは間違いで、
「スケジュールを確認して」と言うのが正解!

スケジュールは"やることリスト"ではなくて、
スケジュールは予定を視覚的に示したもの。
だから、やるか、やらないか、はまた別の話になる。

時々、スケジュール通りに進まない自閉症の人に対し、スケジュールで示された通りにやらせようと促している支援者を見かける。
スケジュール通りに進まないのは、本人の問題ではないことの方が多いのに・・・。

スケジュールの表示している意味がわからないのかもしれない。
スケジュールの順序性がわからないのかもしれない。
スケジュールに注目できないのかもしれない。
スケジュールのルールがわからないのかもしれない。
スケジュールの意味はわかっているが、その示された活動をしたくないのかもしれない。

スケジュールは、定型発達の使うスケジュールと一緒で、使う人自身の物。
自分で書いたスケジュール帳を他人に覗き込まれて「ちゃんとスケジュール通りやらなきゃね」と言われたら、誰でも不快な気持ちになるだろう。
それは自閉症の人だって同じはず。
だから、スケジュールは支援者が自閉症の人たちをコントロールするための物ではなく、自閉症の人たち自身が見通しを持って過ごせるようにする物、という認識が大切です。

スケジュール通りに活動を進むことができない自閉症の人を見かけたら、まずは「スケジュールを確認して」と声を掛けてみましょう。
スケジュールを確認したあと、活動を進めないのなら、活動自体の見直しが必要かもしれません。
もともと自閉症の人たちは視覚的に理解しやすいものやきちんと決められたルールを真面目に実行する人たちです。
活動自体を本人にとって魅力的なものに変えたり、好きな活動を入れ日課を工夫したりすると、スケジュール通りに活動を進めていくかもしれません。
もし日課自体に問題がないと感じるのなら、それは「スケジュールの形態や提示の仕方、環境を変えて」という本人たちのメッセージです。

2 件のコメント:

  1. はじめてコメントします☆
    私もついつい「スケジュールやってよ~」って言っていることがありました。
    スケジュール通りに進めないということは、なにか支援で改善するところがあるということですね!
    子どものことをちゃんと見て、良いものにしていきたいです☆

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  2. コメントありがとうございます☆
    わかります、その気持ち!
    特に、他にも担当する人たちがいたりすると、焦る気持ちも出てきますし…。
    そんなとき、私は「やってほしい」という自分の感情はそのままにして、同時に「支援の見直しもしなきゃ」と思うように習慣づけていました。
    本来は、決められたルールや規則をきちんと守る方たちですよね。
    自閉症の人たちの"声"をしっかり受け取ることが、より良い支援につながっていきますね!

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