2013年12月11日水曜日

③性教育は父親を逃げさせたらダメ(笑)

自閉症の人たちの学び方は、視覚的に、具体的に学ぶことです。
形やパターンで覚えることが得意な反面、応用することが苦手です。
自閉症支援に携わっている人たちは、みなさん理解しているはずなのに、性教育になると、この基本を外れてしまう場合があります。

それぞれ絵を理解することが得意な子、写真を理解することが得意な子、具体物で理解することが得意な子がいるはずなのに、いつもイラストタッチの絵が使われます。
いくら写真、具体物での理解が得意といっても、公教育の中で取り扱うことが難しい現状がありますので、仕方がないことです。
また同様の理由から、具体的、実践的に教えるには、内容の限界があります。
いくら大切だからと言って、避妊具をつけてみる、マスターベーションをしてみる、なんていうのは無理です。
(しかし、自閉症の人たちの学び方から言ったら、この方法が一番なのですが・・・)

そうなると、やっぱりイラストを使い、知識の習得を重視する教育になってしまいます。
知識で得たことを応用することが苦手なのに、です。

では、どうすれば良いのでしょうか?
やっぱり男の子だったら父親。
女の子だったら母親が教えていくことが一番だと思います。
今の世の中を見渡すと、自閉症の人たちの学び方に合った視覚的、具体的、実践的な性教育ができるのは親しかいません。
「父親が療育に積極的でない」と言ってられません。
今まで療育に積極的だった父親は更に積極的になってもらい、今まで積極的ではなかった父親なら、「ここで協力しなければどこで協力するんだ~」「息子に教えられるのはあんただけだよ(炎)」と迫るしかありません。

とは言っても、学校の先生は教えるプロですし、学校で性教育をしっかりやってもらうことも大切です。
また、親以外にも、自分の身体や性について相談できる人を作ることは大切だと思います。
先生から指導やアドバイスをもらい、父親に協力してもらう。
それぞれ役割分担をしながら、性教育を進めていくことが一番です。

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