2013年12月11日水曜日

⑤寝ている子は正しく丁寧に起こす

「寝ている子は起こすな」と性教育について言われます。
確かに、本人が知らなかったことを教えるのですから、教えたことでその行動をするようになるでしょう。

もしかしたら、陰部を触るようになるかもしれません。
異性の身体に興味が出て、見たいという衝動にかられるかもしれません。

しかし、これらは性に関する自然な目覚めです。
その行動自体に問題があるのではありません。
問題なのは、その社会性、ルールの未学習の部分です。
このことを混同してしまっている支援者が多くいます。

また人を傷つける行為や自分の健康を害する行為は、初めから教える必要はないと思います。
でも、繰り返しになりますが、性に関する部分は人間の本能の部分であり、成長の過程の一つ。
性衝動をうまくコントロールできるようにすることは、社会の中で生きていく上で、子どもも、大人も関係なく大切なことです。

「障害があるから教えない」「障害があるからどうせわからないだろう」
というような考え方は明らかに間違っていると思います。
障害のあるなしに関わらず、社会の中で生きていくために、心身が健康な毎日が送れるために、とても大切なことです。
障害があるからこそ、一人ひとりに合わせて、丁寧に教えていく必要があります。

性行動と社会性の部分は、分けて考えること。
社会性の部分は、小さいときから継続して教えていくこと。
障害があるからこそ、性について丁寧に教えていくこと。
私が強調したいポイントです。

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