2013年12月11日水曜日

⑥知的障害がある子にも同様に教えるの?

 「知的障害がある子にも同様に教えるの?」
と思われるかもしれません。

本人に性的な関心があるのかわからない。
ルールの理解が難しい。
複雑な手順がわかりづらいなど。

私自身も知的障害のある自閉症の人たちと接していて、大変悩みました。
施設で働いていたとき、私は陰部を触っている利用者の方を見かけると、注意していました。
しかし、注意しても、すぐに陰部を触り始めます。
このとき、私は気が付きました。
性は、人間の本能の部分であり、否定することではない。
教える部分は、社会性の部分であると。

知的障害を持っている方たちにルールを教えることは難しいと思います。
ですから、彼らに分かりやすいように、正しい行動に導くようにしていました。
陰部を触ったら、手を洗うことを伝える。
人前で触っていたら、自分の部屋に誘導し、望ましい場所を教える。
衣類を汚してしまったら、新しいものに着替えるように伝えるなど。
性行為自体ではなく、社会性の部分に注目するように支援していました。
私は直接支援していませんが、中にはスケジュールにマスターベーションの予定を入れて、望ましい時間を伝えていた人もいました。

本人に性的な関心があるのか、わからない場合が多いので、私は陰部を触わるなど、性的な関心が出てきたと判断できない場合に、積極的に教えることはしませんでした。
また、性的な欲求は、何をしていいのかわからない空白の時間や、活動自体が本人にとって魅力的でない場合に見られることがありますので、活動の見直しもしました。
そして、性的な欲求も、いわゆる一つのエネルギーですので、身体を動かすことなどを日課に取り入れ、発散させることも有効だと考えていました。

知的障害のある自閉症の方たちは、個人差が特に大きいと言えます。
ですから、実際に子どもにお会いしていない私が書く文章ですので、あくまで一つの考え方、参考程度に読んでいただければと思います。

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