2014年1月20日月曜日

「はこだて子ども白書」を頂いて

函館の子どもに関わる現状や課題をまとめた「はこだて子ども白書」を実行委員の方から頂きました。
市内の子どもから保護者、教育関係者のアンケートが基になっています。
実行委員の方のお話では、アンケートは一字一句変えずに原文のまま載せてある、ということでした。
その中で、お子さんが障害を持っている保護者の方たちのアンケートに注目しました。

保護者の方たちの意見として共通する部分は、「支援者の専門性」「市内に高等養護を」「将来の不安」でした。
保護者の方たちの意見は、本を読んでいただければと思いますので、私の思った感想を書きます。

「支援者の専門性」は、もちろん必要なことだと思います。
しかし、すべての支援者を専門家にすることはできないと思います。
ですから、私は数は少ないかもしれませんか、きちんと知識と経験と技能を持った専門性を持った支援者が支援や教育に権限と責任を持つシステムを作ることの方が現実的だと思っています。

「市内に高等養護を」は、以前に書いたブログの『高等養護学校を作ろう!』に詳しく書いています。
市内の学校の統廃合が計画されていますので、その空いた学校に高等養護を作るという意見が多くありました。
しかし、函館市には国立の養護学校がありますので、新しく学校を作ることは難しいと思います。
ですから、今ある公立の高校に特別支援学級のような教室を設けることが現実的な話かと思います。
でも、できることなら私立の特別支援学校ができることがベストだと思っています。
既存の価値観にとらわれない柔軟な教育、真の特別支援教育ができる学校を。

「将来の不安」については、保護者の方たちの切実な思いが伝わってきました。
常に見えない不安がある。
いつまで経っても不安が消えることのない毎日。
そんな保護者の方たちを一人にしないことが大切だと思いました。
保護者の方が調子が悪いとき、何か用事があったときに、子どもを安心してみてもらえるところを増やしていく必要性を感じます。
私は療育を通して、子どもたちに将来の自立、働く力をつけ、保護者の方たちに少しでも安心感を与えられるような仕事を行っていきたいと思いました。

少数意見でしたが、放課後の療育の場、支援機関の情報がない、という意見もありましたので、『てらっこ塾』としては、みなさんに知ってもらえる努力もまだまだ足りないな、と感じました。
是非、函館にいる保護者の方たち、支援者の方たちには読んでほしい本だと思います。
市内の主な書店には置いてあるそうなので、是非手に取ってみてください!

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