2014年7月21日月曜日

自閉症の子ども達をいじめから守る!

今まで幅広い年代の自閉症の方たちと多く接してきましたが、みなさんいじめられた経験を持っていました。
言動に特徴があったり、集団行動が苦手だったり、いわゆる空気を読むことが苦手だったり・・・。
学校等の集団の中で目立ってしまって、反対に大人し過ぎるために、いじめのターゲットになりやすい。
それでいて相手の意図を想像することが苦手で、自分を客観的に見ることも苦手。
だから、いじめられていることに気が付いていない場合も多くあります。
それと、コミュニケーションに苦手さを持っていることで、適切な表現で、適切な人にいじめられていることを伝えられないことがある。
結果として、いじめが長期化しやすく、周囲から気づかれる頃には、心身ともにボロボロの状態になっていることが少なくありません。

子ども時代にいじめられたことが、後々の人生に大きな影響を及ぼしている人も多くいます。
ですから、絶対にいじめから彼らを守らなくてはなりません。

自閉症の子ども達は、いじめのターゲットになる可能性が高い。
だったら、「いじめられる前からいじめ対策チームを作り、いじめの予防に努めるべきだ」と私は考えています。
常にその子がいじめに遭っていないか、大人たちが注意している。
そして、もし何か変わったことがあれば、すぐに対応する。
これくらい徹底しないと、自閉症の子ども達をいじめから守ることはできないと思います。

ある学校の校長は、「自分の学校にはいじめがない!きちんと対策がとれている」と豪語していました。
しかし、その学校の子どもが私のところに来て療育を受けています。
その子はいじめから学校に行けなくなっているからです。

いじめという辛い経験は、その後の人生に大きな影響を与えていると実感することばかりです。
彼らは、いじめという辛い経験によって、認知(考え方)が歪められてしまっている。
その彼らの認知を修正することは、支援される側も、支援する側も大変な労力がいることです。
だからこそ、学校、大人たちが本気になって「いじめを見つけだす」という意識で立ち向かう必要があるのです。
「いじめが起きない」という前提を捨て去るべきです。

いじめが起きてからでは遅い!
いじめが起きる前に、対策を!!

みんなきれいな花を咲かせる種を持っている

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