2014年10月15日水曜日

「自閉症の人を褒めましょう」というトレーニングは受けていません(笑)

自閉症の人からは
「大久保さん、本当に僕(私)のことをよく褒めてくれますよね」
親御さんや支援者からは
「この子の良いところを見つけることが上手ですよね」
などと言われます。

「どうしてそのような見方ができるの?」
「特別なトレーニングを受けているの?」
「強調して褒めることが〇〇という療育なの?」
などと質問されることもあります。

どうしてその人の良い点が見つけられるかといったら、幅広い年齢、特徴の自閉症の人たちと出会ってきたからだと思います。
どうして褒められたことが相手の印象に残るかといったら、具体的に褒めているからだと思います。

褒め方も自閉症の人への伝え方なので、この伝え方に関しては専門的なトレーニングを受けた成果だと思います。
しかし、「自閉症の人に対しては意識して褒めましょう」などという指導は受けたことはありません。
ただノースカロライナに行ったとき、支援者たちがよく自閉症の人たちの素晴らしい点を本人たちに伝えている姿を目にしました。

私が自閉症の人たちに対して良い点を伝えるのは、自閉症の人たちの視点や能力は素晴らしいと心から思っているからです。
決して「自閉症の人たちは障害があって可愛そうな人たち」だとは思っていません。
ですから、私が称賛しているときは、本当に素晴らしいと感じているときです。

今まで無意識にやっていたことなので、改めて振り返ってみると、このようなことが背景にあるのかな、と思いました。
過去に「褒めましょう」などというトレーニングは受けたことがありませんでした(笑)
自閉症だから褒めるのではなく、素晴らしいと感じたから相手にその気持ちを伝え、改めた方がよいと思ったからその点を伝えているだけです。
自閉症の人たちに称賛する気持ちが伝わったときは、私自身も嬉しく思っています。

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