2014年12月21日日曜日

〇〇療法をゴリ推してくる支援者には要注意!

この仕事をしていると、特定の療法をやたら「良い」「成果がある」と言ってくる人と出会うんです。
支援している人がどんな療法を専門的に学ぼうとも、「〇〇療法は素晴らしい!」と宣伝しまくっても、私は構いません。
でも、よく考えて欲しいのは、支援しているのが『十人十色』の自閉症の人たち。
自閉症の特性はもちろんのこと、その特性が個人にどのような影響を与えているかは千差万別。
一人ひとりニーズが異なっているのだから、「すべての自閉症の人に〇〇療法は最適です」とは言えないはず。
「個別化が大事」と言っている一方で、特定の療法のみで支援しようとする人って"ナニ?"と思ってしまうことも多々あります。

特定の療法を強く推してくる人たちは危険性がある、と一歩引いて見るようにしています。
何故なら、すべての事象を特定の療法に辻褄が合うように解釈してしまうから。
うまくいったら「やっぱり〇〇療法はサイコー!」で、失敗したら「〇〇が悪い」と個人や環境のせいにしてしまうような人もいる。
その個人が成長したり、状態が良くなったりする要因は1つだけじゃないと思う。
人が変わるって、そんなに単純じゃない。
凝り固まった〇〇療法信者は、物事を単純化してしまうからイヤ。

そういう私もTEACCH®自閉症プログラムを熱心に学んでいたが、それは療法ではないから。
ノースカロライナでTEACCH®の実践を観てきたけれど、良いとこ取りのごちゃまぜの支援(個人的な感想)。
もちろんベースはTEACCH®の考えがあるのだけれど、その個人に良いと思ったことは何でも取り入れる。
「だって、その人がHappyになれば、それでいいじゃない!」っていう考え方。
とっても分かりやすい考えで、自閉症の人たちに合っている柔軟な考え方。

私の実践もごちゃまぜ支援。
目の前にいる人が良くなるのだったら、何でも使う。
その人が元気になって、前向きに、成長できたらOK!
そのためにも、「自閉症の人が良くなった」という話を聞けば、何でも勉強し、取り入れていきます。
この頃は漢方も勉強中。
えっ、怪しいですって。
そう感じるあなたは、頭がガチガチさんですね。
もし支援者だったとしたら、幅が狭まってしまいますよ。
漢方が合う人だっているはずです。
だって、十人十色の自閉症の人たちですから。

2 件のコメント:

  1. 自閉症で様々な不安状態を抱える人に漢方が効果的だという例は確かにあるようです。娘にも不安状態があり抗不安剤でもなかなか改善されませんでしたが、漢方を処方していただき少しずつ不安が和らいできているようです。不安さえなければもっと行動的になれるのに・・・といっていた日常生活も良い方向に向かっているように思えます。

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    1. 白崎の母さんへ

      私の周りにも漢方を飲んでいる方たちがいます。
      「あまり効果がない」と言う人もいれば、「調子が良くなった」と言う人もいます。
      主訴も、症状も、特性も、一人ひとり違うので、漢方が合う人もいれば、合わない人がいるのも当然のことですね。
      支援者としては、どれだけ引き出しを持っているかが重要になります。
      娘さんの漢方の情報を教えていただき、ありがとうございました!
      実際に利用した人の話は、貴重な情報です☆

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