2015年2月26日木曜日

ADHD=多動性が原因?

ADHDの男の子。
学校の授業中、席に座っていられなくて、離席や教室からの飛び出しが日常茶飯事とのことでした。
学校の先生も注意して指導(?)しているのだけれども行動は変わらず・・・。
お母さんは半分諦めの状態でした。

その子の座っている様子を見てみると、気が付くことがありました。
常に足はふらふら状態で床にしっかり足の裏をつけていることがなく、姿勢も猫背で、かつ右側に傾いていました。
お母さんの話では、運動は得意とのこと。
でも、片足立ちをしてもらうと、しっかり立っていることができずにふらふら揺れるし、1秒くらいでバタッと倒れてしまっていました。
なんとか片足立ちできたとしても、背中をまっすぐにすることはできず、頭が後ろに傾き、重心が後方にずれていました。

こういった様子を見て、私はADHDの"多動性"というよりは、姿勢が保持できないという身体機能面が影響しているのではないかと考えました。
姿勢が崩れた状態で椅子に長時間座っていると、しんどいに決まっていますよね。
しかも、猫背で縮こまっているなら、その反動で自然に身体を伸ばすもの。
それが離席として現れていると想像しました。

支援の方向性としては、変な部分に緊張が見られるので、身体を緩ませることを学ぶこと。
足の裏の使い方が未発達なので、下半身がしっかりするようなバランスのトレーニング。
また学校の机は見ていないので何とも言えませんが、足がふらふらしているようなら足を置く台を置いて足を安定させるのが良いと思います。

ときに診断名が、金太郎飴のような支援につながることもあります。
その人をしっかり見ることが、すべての始まりですね。

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