2015年2月22日日曜日

息子の子育てから療育を考える③

息子の保育園の運動会は、一般的な運動会とは違います。
楽しい音楽に合わせて踊ったりはしません。
子ども達の身長の倍くらいある板を飛び越えたり、3メートルの棒を登ったりします。
まるでテレビ番組の「SASUKE」みたいに。

日頃の保育園の活動も、とにかく身体を鍛えるのがメイン。
園児たちの足の裏を見ると、一般的な子ども達のものとはだいぶ違っている。
ひねる、跳ぶ、ひっぱる、持ち上げるなど、基本的な動作を使い、全身で遊んでいます。

どうして、こういった方針の保育園を選択したかといいますと、すべての基本が身体だからです。
勉強するにも、スポーツするにも、働くのにも、生きていくには身体が基本。
その身体をできるだけ幼いときからバランスよく刺激することが、将来につながると考えました。

この保育園の卒園生で、現在、社会人として働いている知り合いの人がいるが、まったく病気もしないとのこと。
そして、何よりもずっと立ち仕事をしているのにまったく疲れたり、身体が痛くなったりしない、と話を聞かせてくれます。

教室の椅子に長く座っていられなかったり、すぐに疲れやすかったりする子どもの話をよく聞きます。
しかし、息子の保育園の子どもたちを見ると、姿勢は良いし、しっかり座っていられます。
こういった姿を見るたびに、これなら小学校に上がったとしても授業に集中して聞くことができると思います。
実際に、卒園生たちは小学校に上がっても集中して授業を受けることができているそうです。

「すべての基本が身体」というのは、障害のあるなしに関わらず、すべての人間に共通することだと思います。
ただでも、自閉症の人たちは身体に不具合を感じやすく、感覚の違いというのもありますので、身体を整え、バランスよく鍛えることが、よりよい学びへとつながっていくのだと思います。
学校などで、なにかを学ぼうとしたとき、姿勢が保てなかったり、疲れやすかったりしたら、その時点で身に付ける力が下がってしまうのは、どの人にも共通したことではないでしょうか。

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