2015年3月13日金曜日

自閉脳も変わります!

自閉症は、生まれつきの脳の機能障害といわれています。
でも、だからと言って、自閉脳を持つ人たちが全員「自閉症」という診断を受けるわけではありません。
じゃあ、どういう人が「自閉症」という診断を受けると言ったら、それは病院に行った人。
病院に行くというのは、何らかの困ったことが本人や周囲の人に感じられたからだと思います。
まあ、生きていく上で困ったことがあるから"障害"となるのでしょう。

困ったことがあって「自閉症」という診断を受ける人もいれば、困ったことがなくて「自閉症」という診断を受けずに生きていく人もいます。
つまり、自閉脳を持つ人でも、自閉症ではなく、普通の人として生きる人がいるということです。

そういった人は、周囲に理解があり、その中で生きていく中では困ったことがなかったという理由もあるでしょう。
でも、幼稚園や学校生活、職場などで様々な人と関わりを持つ中で、その出会った人の大多数が理解がある人ばかりで、困ったことを感じなかったという人の数はごくわずかではないでしょうか。

自閉脳を持つ人で、診断を受ける必要がなかった人の大部分は、自分で苦手な面を補う努力をし、成長をしたのだと思います。
そのため、社会での適応力が上がり、大きな不具合を感じずに生きていっているのだと思います。

自閉症の診断は、症状を観て診断するのですから、生物学的、明確なラインはありません。
つまり"自閉症"と"自閉症ではない"の境目は、はっきりしていないため、つながっているともいえます。
このように捉えてみると、成長することによって、"自閉症"と診断された人が症状が緩和され、"自閉症ではなくなる"可能性も十分考えられます。
第一、脳は不変性を持つ臓器ではなく、可変性を持つ臓器です。
経験や刺激によって、脳の神経ネットワークは変わっていきます。

福祉や医療サービスを受ける上での"診断"は変わらないことが望まれるかもしれません。
でも、その人が生きていく上では症状が緩和され、社会での生きづらさが少なくなることが一番です。
自閉症と診断を受けたから、「もうだめだ」「どうしようもない」とネガティブに捉えるのではなく、変われる可能性があるのですから、ポジティブに捉え、自らの成長を目指していただければ、と思っています。

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