2015年4月19日日曜日

担任の悪口を言う季節に

4月のこの時期になりますと、あちらこちらで「学校の担任が・・・」と言った話題が聞かれます。
私もこのような話をよく耳にしますが、率直に言って「時間の無駄遣い」だと思います。

親御さんのストレス発散という意味では良いのかもしれません。
でも、子どもの立場になって考えると、意味のないことだと思います。
それだけ学校や先生の問題点に気が付けているのなら改善に向けて動けば良いのですし、もし学校で望めないと察したのなら、学校以外でどうやって補っていくかを考えれば良いのだと思います。

子どもにも多様性があるのなら、学校の先生にも多様性があります。
センスのある人、良く勉強している人、熱意のある人、積極的な人がいれば、その逆も当然います。
カリスマ先生みたいな人もいるかもしれませんが、そんな人はほとんどいませんし、全然いないからカリスマ先生と呼ばれています。
相性だってありますし、我が子の指導だけを行っているわけではありません。
ですから、我が子に合った先生と巡り合うのは宝くじみたいなものです。
5億円の当選を夢見ている時間があったら、こつこつ自分で稼いだ方が確実にお金は貯まっていきます(私の体験談)。

「学校の悪口を言っている親御さんの子どもに限って、あまり成長が見られない」ということを肌身で感じています。
悪口を言いますと、一時的にスッキリするかもしれませんが、現実は変わらないので、またストレスが溜まります。
しかも、悪口を言うことや悪い点を考えることは、パワーを消耗します。
ですから、単純に「子どもの成長にかけられる時間が少なくなる」ということと、「疲れて子どもの成長に力が向けられない」ということが、その要因になるかと思います。

でも、それ以上に関連性があると考えられるのは、受け身の姿勢です。
他人に任せているから、不満が出るのではないでしょうか。
他人に任せず、自分でどうにかしようというような前向きな姿勢の親御さんは、学校の悪口を言い続けたりはしません。
自分で我が子の成長につながるような情報を見つけてきて、実践します。
自分でもたくさん実践するから子どものことがよくわかります。
そうなると、学校でうまくいかない理由がわかったり、どうすれば良いか方法を見つけることができます。
そして学校の先生に対しても、余裕を持って接することができるようになります。

他人が成長させてくれるということはないと思います。
他人の影響を受けて成長することはありますが、まずは自分が「成長したい」と思ったり、動いたりしなければ、成長にはつながりません。
自分が成長したいのなら、自分から動き始めなければなりません。
また、我が子を成長させたいのなら、親御さんから動き始めなければなりません。
"成長は自分で掴みとるもの"と私は思っています。

3 件のコメント:

  1. すみません、おもわず笑いながら読んでしまいました。今日、私もある例会で似たようなことを言ってきたばかりです。過去を振り返り何が悪かったんだろうと原因探しをしたり、自分を責めたり、子どもの様子をみて嘆いたり・・・そんなことに時間を使うのはもったいない。過去はどんなに悔やんでも変えることはできないし、責めたり嘆いたりしても何も変わらない。毎日の生活が暗くなるだけ。親がまず前を見て、その前向きな姿を子どもに見せる・・・親の背を見て子どもが育つってことはあるんですよ・・・と言ってきたところでした。

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    1. 白崎の母さんへ

      「担任への悪口の数」と「子どもの成長度合い」の間には、負の相関があると思っています。
      ネガティブな発言ばかりして、家の中が毒ガスでいっぱいなら、子どもの心身の健康に良くないですし、そんな中でのびのびと成長なんかできないですよね。
      やっぱり子どもが成長しているところの親御さんは、ポジティブですし、周囲に集まる支援者もポジティブな人が多いです。
      「類は友を呼ぶ」ですね!

      私は、もし毒ガスを吐きまくっている親御さんがいたら、その親御さんに支援が必要だと捉えます。
      また、過去の経験や失敗談は貴重な情報源であり、今の姿に続いていますので、本人の言動を読み解くヒントとして詳しくお聞きします。
      この辺は支援者の側に立った視点だといえますので、親御さんの立場としてのお話でしたら、白崎の母さんのような発言が有効なこともあると思いました。

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    2. その例会で「おもわず笑われた」側はどう感じたのでしょうか。
      正しい内容であっても、必ずしも適切に伝わらない場面がある。このブログでも何度か話題になっていたと思います。

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