2017年1月28日土曜日

タバコの気配

私はタバコを吸わない。
だから、少しの匂いでタバコの存在に気が付く。


施設で働いていた頃だった。
帰省から戻ってきた子どもからタバコの気配を感じると、すぐに着替えてもらい、その日の入浴はいつも以上に気を使った。
私の個人的な嫌悪感からではなく、「この子をこのままの状態にしていては良くない」という感覚的な行動だった。


ご家庭に訪問したとき、子どもの目の前で、プカプカとタバコを吸っている親御さんに驚いたことがある。
20歳までタバコは吸えないようになっているのだから、子どもの近くでは吸わない方が良いのは明らか。
お子さんの発達について心配している一方で、その子の目の前でタバコを吸っている。
だから私は「お子さんの前ではタバコを吸わないようにしてください」と伝えた。
「なんで、そんなことも言われなきゃならないんだ」と顔には書いてあったが、「わかりました」と返事があった。


子どもは、昨日できなかったことが今日できたり、教わったことがすぐにできたりする。
これは急激に脳が変化している表れ。
ということは、未熟であり、未完成であり、未発達の脳の持ち主なのだ。
子どもの脳は、良い刺激だけではなく、悪い刺激にも影響を受けやすい。
だから私は、子どもの発達に悪影響を及ぼしかねないことは指摘させてもらっている、タバコ以外にも。


脳の機能不全の背景には、発達の遅れ、ヌケだけではなく、脳への悪影響、ダメージという場合も少なくない、と感じている。
子どもの脳から「〇〇をやめてって伝えて」という声が見えることもある。

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