2017年12月14日木曜日

その子に合った子育てをされている親御さんに共通してみられる子ども時代の雰囲気

お子さんの発達を上手に後押しできている親御さんというのは、先生から好かれるようなタイプじゃないことが多いような気がいます。
それは教室内で問題を起こす子という意味ではなく、先生の言ったことをうんうんと素直に受け取る子ではないという意味です。
反対に、先生のことをうんうんと素直に受け取り、従順な生徒のような雰囲気を持つ親御さんは、親子共々躓いていることが多いと感じます。


よく冗談で、「連れションに行くような人には、発達援助は難しい」と言っています。
つまり、自分よりも、他人に合わせて行動してしまうような人は、その子に合わせた発達援助ができないという意味です。
「お友達が通っているから、あそこの児童デイに通わせよう」などという親御さんの子は、まず伸びません。
隣の〇〇君が良かった方法が、自分の子には発達を妨げる可能性もあるからです。
自分の目や耳で良し悪しを感じなければなりませんし、「この部分を伸ばしてほしいから」というような目的がなければなりません。
ママ友でも、支援者でも、他人に委ねてしまう人はマズイです。


子育て中には、ママ友の話、同級生の様子、先生や支援者からの言葉、ネットなどからの情報などが次々にやってきます。
しかし、その1つ1つを真に受けていては、我が子に合った子育てはできません。
そうです、学校の教室のように、先生の話は1つの考え、意見くらいの認識でなければなりません。
すべて参考意見であって、採用するしないは、自分の頭で考え、判断する必要があります。
それができなければ、自分の子に合ったオリジナルの子育てはできません。
いつまで経っても、借り物の子育てをやっていては、発達も、成長も、伸びやかに進んでいかないのです。


子ども時代、教室で従順だった親御さんは、特定の支援者、療育にハマりやすい気がします。
あたかも学校の授業のように、教科書に沿って、先生の言うことをしっかり聞いていれば、良い点数がとれると思っている。
しかし、子育てに、発達援助に、教科書はありません。
隣の席の子と同じようなことをやっていても、うまくいかないのです。
子ども時代の担任の先生のように、支援者に対し、答えを言ってくれる人、言う通りにしていれば褒めてくれる人と思ってはいけません。


一人として、同じ発達の過去、現在、未来を持つ人はいません。
特に発達が凸凹している子は、一人ひとりの違いが大きい。
そういった子を育てるには、どれだけオリジナルな子育て、発達援助ができるかが重要になってきます。
ですから、親御さん自身にしっかりとした軸がなければなりません。
軸があるから、他人の意見を判断し、取捨選択することができる。
そういった取捨選択の積み重ねの中から、我が子に合ったオリジナルな方法が生まれてくるのだと思います。


言われたことに従順で、優等生な雰囲気を醸し出す親御さんは、子育てに悩まれていることが多いです。
それよりも「我が道を行く」というような雰囲気の親御さんは、上手に子育てをされている。
子どもの担任の先生や支援者たちから、あまりよく思われない親御さんの方が、良い子育てをされているのは、親御さん自身が従順な優等生タイプの子ではなかったからかもしれませんね。

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